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ウガンダ教育省の広報パトリック・ムインダ氏は「できるだけ多くの周波数帯が必要だ。授業でコンピューターを学ぶ子どもは増え、eラーニング向けに購入するパソコンも増加している
」と述べ、プロジェクトに前向きな姿勢を示した。

ネットの普及という点で、アフリカは世界で最後の手つかずの巨大市場と言える。国際電気通信連合によると、アフリカでは人口約十億人のうち、ネット利用者はわずか16%。これはアジアの普及率の半分だ。

アフリカのネット利用はほとんどが携帯電話経由だが、その理由は欧米では当たり前の固定回線が少ないため。2010年にはわずか2%だったブロードバンド利用率は、今年11%まで上昇。しかし、携帯電話会社はコストがかかるアンテナ塔やネットワークを地方部にまで整備することには及び腰で、多くの人にとってはネットが利用できるようになる望みもほとんどない。

この未開の巨大市場に狙いを定めたグーグルやマイクロソフトは、ネット網がない地方や、携帯電話の受信電波が弱い大都市でホワイトスペースによるネット接続を提供しようとしている。

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