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矢野経済研究所、国内eラーニング市場について調査を実施。~教育とICTの融合進む、タブレット端末利用の学習サービスが市場拡大を牽引~

矢野経済研究所では、次の要綱にて国内eラーニング市場について調査を実施した。

1.調査期間: 2014年1月~3月 2.調査対象: eラーニングシステム開発・構築・販売事業者、eラーニングコンテンツ開発・製作・販売事業者、eラーニングを介した研修や講義を提供・運営する事業者(学習塾、語学学校、研修事業者等)、学習ソフトウェア開発・製作・販売事業者等 3.調査方法: 当社専門研究員による面接取材及び、電話・FAX・eメールによるヒアリング、文献調査併用

<本調査におけるeラーニング市場とは> 本調査におけるeラーニング市場とはインターネット等のネットワークを利用した学習形態を対象とし、ゲーム機やパソコン向けソフトウェアを利用したものを除く。また学習コンテンツとしては、ビジネス、教科学習、語学、IT技術、資格取得、教養・雑学など幅広いジャンルを含む。

 

調査結果サマリー

◆2013年度の国内eラーニング市場規模は前年度比111.7%の947億円と拡大の見込 2013年度の国内eラーニングの市場規模は、前年度比111.7%の947億円と拡大を見込む。法人向けB to B市場が堅調推移である一方で、個人向けB to C市場が市場拡大を牽引した。2014年度においてもB to C市場のさらなる拡大が全体を牽引し、2014年度の市場規模は前年度比159.3%の1,509億円を予測する。

◆B to B市場は堅調である一方、                  B to C市場はタブレット端末を使用した学習サービスが市場拡大を大きく牽引 B to B市場は、景況感改善を受けて大手ユーザー企業を中心にeラーニングへの投資に復調が見られ、2013年度の市場規模は前年度比101.8%の568億円と堅調推移が見込まれる。一方、B to C市場は、通信教育、学習塾などの大手教育事業者による学習専用タブレット端末を使用した学習コースの導入により、同年度の市場規模は前年度比130.7%の379億円と大幅な拡大が見込まれる。

ソースはこちら
http://www.yano.co.jp/press/press.php/001238