elearning_we4

eラーニングとは? 情報技術を用いて行う学習(学び)のことである。

また、eラーニングには、SCORM(スコーム)と呼ばれるXMLで生成された標準規格がある。   例えばA社で制作したコンテンツを、B社、C社の異なる学習管理システムに搭載しても、同じように 学習履歴が取得できるという大きな利点はあるが、その反面、規約があいまいで、扱いづらく eラーニングが、イマイチ流行らなかった一因とも考えられている。
コンテンツ(教材)はパワーポイント、フラッシュ、HTMLで作ったものや業務用ソフトウェア等で 生成したものに、マニフェストファイルを挿入し、SCORM教材とし、学習管理システムに 搭載して履歴をとる。   また、LCMSというコンテンツを自動的にWEB上で
生成するシステムもある。

さらに活用法として、企業では業務時間内にパソコンでコンテンツを閲覧しながら最後に確認テスト   を行う学習スタイルが多く、学校現場では補講やリメディアル教育に使われている場合が多い。

ちなみに、現在のeラーニングシステムは、2000年から2005年くらいに開発されたものが多く、そこに 様々なカスタマイズを施し発展してきた経緯があるが(これはIT全般に言えることだが)ASPなどの 価値や価格がリーマンショック以降、  急落し、単純にeラーニングサービスを行うだけでは収益性 を保つのが難しくなってきた。

さらにモバイル端末の出現により、学習端末の多様化が始まり「古いシステム = 古いタイプの   ソースコード = 高額な古いエンジニア」では、その後のバージョンアップやモバイル仕様への   カスタマイズが対応できなくなり、ノンカスタマイズで安価にシステムを販売する業者も増えてきた。  また、コンテンツ販売も同様に供給オーバーで、価値や価格が下がるものと予想される。

【eラーニングとは?】