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最近、モバイルラーニングの導入のお手伝いをすることが多くなりました。
それだけ、モバイルを利用したeラーニングが世の中に浸透してきたのかもしれません。

ただし、わたしたちはモバイルラーニングを教育研修の主役にすることはオススメしてません。
あくまでも脇役、あくまでも補足するものです。

主役となって、スマホで90分 講師の立ち動画を見る系の話は、大学か学習塾しか成り立たちません! 忙しいビジネスマンには不向きな手法です。

それゆえ、実地研修やOJTとのブレンディングをオススメしております。研修の後、テストをやる。OJTの予習・復習など。 特にOJTの予習・復習は映像を使って効果がでます。ただし、その場合はBYOD (Bring your own device)を意識してください! 事務所や店舗に備え付けの端末じゃ、PCでやるeラーニングと変わらなくなってしまい、モバイルの良いところをすべて打ち消してしまうことになります。

一番、最悪なパターンは! 映像をアプリ化して、iPadで学習する。

eラーニング、モバイルラーニングが紙に大きく勝ってるところは、素早いコンテンツ更新!
コンテンツの更新にいちいちアップルの審査を通すなど、馬鹿げてるとしか思えませんが、
でも、その事例よくみます。 アプリという言葉が一人歩きしてしまってて、世間ではコンテンツ=アプリになってしまってるような感があります。

いずれにせよ、単純に目の前のものを電子化するより、何を電子化したら良いか、よくよく考えないと、かえってコスト増になってしまう場合があります。

また、iPadを導入してしまったので、何かに使わなくてはならないという使命感に駆られてる担当者さんもたくさんいますね。

まあ、それは、会社の都合で、どうしようもないことなので。。。
そこをどうするか?お客様と一緒に考えるのが、わたしたちの役目なのでしょう。