マイクロラーニングの本質はどのようなものなのか?
マイクロラーニングは、eラーニング業界で最もホットなバズワードの一つであることは間違いありません。マイクロラーニングの受講者が増えている大きな理由の一つとしては、ミレニアル世代と関係しております。マイクロラーニングはミレニアル世代の特性にあいます。彼らがあらゆるメディアの情報を小さな断片で得ることに慣れています。長い文章や長い映像は敬遠気味です。
ドイツのドレスデン工科大学の最近の研究によると、コンテンツの長さを短くすることで、物事の全体的な理解度、質問への返答にかかる時間、レビューを書く時間など、情報の保持率が格段に向上するという結果が出ました。また、この3つの側面を合わせてみると、マイクロラーニングの方が長いコンテンツで学習を行うeラーニングよりも情報の保持率が22%優れていたそうです。
あと、マイクロラーニングのアセットは5分未満であるべきだと言う人もいれば、5-10分と言う人もいれば、15分未満と言う人もいます。堅苦しいルールを作ろうとするよりも、オーディエンス、コンテンツ、学習目的に合わせて、「必要なだけ」または「適切な長さ」で考えた方が良いでしょう。
また、ミレニアル世代に戻りますが、何をいつ、どこで学ぶのかをもっとコントロールして行きたいという声が多いです。マイクロラーニングはまさにそれを実現する可能性を秘めています。マイクロラーニングは、デスクトップからラップトップ、タブレット、モバイルフォン、さらにはウェアラブル(時計、眼鏡など)まで、あらゆるタイプのデバイスからアクセス可能である必要があります。要するに、これは学習者に学習コンテンツを提供する従来の「プッシュ」モデルとは対照的に、「プル」モデルへの大幅なシフトです。その代わりに、ラーナーは必要なときに必要なデバイスを選択して学びます。以上、マイクロラーニングの本質についてお話させて頂きました。
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